浜通り通信(最終回) 誤配なき復興|小松理虔
「本書は、この増補によってようやく完結する」。
小松理虔
1979年いわき市小名浜生まれ。ローカルアクティビスト。いわき市小名浜でオルタナティブスペース「UDOK.」を主宰しつつ、フリーランスの立場で地域の食や医療、福祉など、さまざまな分野の企画や情報発信に携わる。2018年、『新復興論』(ゲンロン)で大佛次郎論壇賞を受賞。著書に『地方を生きる』(ちくまプリマー新書)、共著に『ただ、そこにいる人たち』(現代書館)、『常磐線中心主義 ジョーバンセントリズム』(河出書房新社)、『ローカルメディアの仕事術』(学芸出版社)など。2021年3月に『新復興論 増補版』をゲンロンより刊行。 撮影:鈴木禎司
浜通り通信
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- 復興と破壊 いわき観光裏ツアー案内
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- タブレットで取り戻す、浪江の日常と人々の絆
- ぼくたちはいかにして怒りを発するべきか
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- 「ロッコク」を走り抜ける 1
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- かまぼこエアコンと「復興〝卒業〟論」
- 続・南相馬市スケッチ──定点観測者の憂鬱
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- (6)走りながら考える
- 西丸亮
- 浜通り通信(4) ブルーシートとは何だったのか|江尻浩二郎
- 浜通り通信(2)|小松理虔
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