ゲンロンβ23|編集長=東浩紀
2018年3月19日[月]発行
- 1|井上明人×黒瀬陽平×さやわか×東浩紀 【特別先行掲載】「メディアミックスからパチンコへ――日本ゲーム盛衰史1991−2018」冒頭部分 #37井上明人、黒瀬陽平、さやわか、東浩紀。五月刊『ゲンロン8』の特集「ゲームの時代」(仮)から、共同討議の冒頭部分を先取り! JRPGから格ゲーまで、ゲームの90年代を振り返ります。
- 2|大山顕 スマホの写真論 第12回 #37「レンズ付きカメラ」によって撮られた写真は、自分が写っていなくてもすべて「自撮り」だったーー。アビー・ロードで、ちょっと変わった記念撮影をした大山さんが気づいた記念写真の条件とは?
- 3|梅津庸一 展評――尖端から末端をめぐって 第1回 カオス*ラウンジ新芸術祭2017 市街劇「百五〇年の孤独」 #37初回は、カオス*ラウンジ新芸術祭2017 市街劇「百五〇年の孤独」について 。興行的な成功を収めた今回の芸術祭とカオスラに、梅津さんは何を思ったのか。必読です。
- 4|イトウモ、太田充胤、渋革まろん 新芸術校×批評再生塾コラボレーション――新芸術校第三期成果展「サードパーティー」塾生レビュー #37「サードパーティー」の作品たちは、共通したテーマを扱っていた?三者三様の対象と切り口に注目。
- 5|山本貴光×吉川浩満 人文的、あまりに人文的 第18回『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』『収容所のプルースト』 #37『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』『収容所のプルースト』の2冊をご紹介頂きました!
- 6|西島大介 トゥルーエンドを探して 第7回 #37「いうなれば、破壊の前の躁状態こそが2010年」。「相対性理論」の変質やアニメ「フラクタル」の放送といった10年代のはじめは、西島さんにはどう映っていたのでしょうか。
- 7|藤城嘘 五反田アトリエからのお知らせ #37五反田アトリエコーナーは、新芸術校第三期最終成果展「サードパーティ」のレポート。アトリエで開催された”落選”展「怪獣の時代」をメインに紹介していただきました。
表紙写真:新芸術校第三期金賞に輝いた新井健さんの《Survival Dance》。クラブ「青山蜂」の摘発を扱った作品。内部に設置されているターンテーブルを回すと、モニターに映った作者が閉鎖された青山蜂の前で踊り出し、「踊る」とはなにかを問いかける。外壁はグラフィティで覆われている。撮影=編集部