親密さについて──9月5日から4月2日 日付のあるノート、もしくは日記のようなもの(19)|田中功起

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2025年5月10日刊行『ゲンロン18』

★1 会話劇『リリース』。URL=https://gallery.kcua.ac.jp/events/ 2024/11342/
★2 「Kumie Tsuda: Plan in My Head Like Planet」(ミラード・ガーデンズ、2024年)。URL=https://vitamincreativespace.com/en/?work=kumie-tsuda- plan-in-my-head-like-planet
★3 映画『オキナワより愛を込めて』公式サイト。URL=https://okinawa yoriaiwokomete.com/

田中功起

1975年生まれ。アーティスト。主に参加した展覧会にあいちトリエンナーレ(2019)、ミュンスター彫刻プロジェクト(2017)、ヴェネチア・ビエンナーレ(2017)など。2015年にドイツ銀行によるアーティスト・オブ・ザ・イヤー、2013年に参加したヴェネチア・ビエンナーレでは日本館が特別表彰を受ける。主な著作、作品集に『Vulnerable Histories (An Archive)』(JRP | Ringier、2018年)、『Precarious Practice』(Hatje Cantz、2015年)、『必然的にばらばらなものが生まれてくる』(武蔵野美術大学出版局、2014年)など。 写真=題府基之

1 コメント

  • watamama2025/08/18 14:00

    育児中の旅や子供の運動会における親の追体験から、共感が相手の追体験(立場の交換し演じる)を則し、さらなる親密さを産むプロセスが鍵になる2つの芸術作品について丁寧に観察したとても素晴らしいエッセーでした! いつもとてもいいエッセーをお書きになる。 演じることと、相手への共感と想像力はほとんど同じ事なのかもしれない、と教えてくれる優しいエッセーでした。 文章も上手いし(私に褒められても…)、更にきっとお優しいお人柄なんだろうなとおもいました。 私の息子は小一なのですが、一人っ子ということもあって、何かにつけて大号泣、ママ友にも親類にも毎回馬鹿にされています。田中さんなら分ってくれるかも…。

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