〈ゲンロン新芸術校〉第5期 金賞受賞者展 ユゥキユキ×平山匠「三すくみんぐ」6月6日(日)より東日暮里「元映画館」にて開催

ゲンロンα 2021年5月24日 配信

2021年6月6日(日)から6月20日(日)まで、株式会社ゲンロン主催のアートスクール「ゲンロン新芸術校」第5期の金賞受賞者である、ユゥキユキと平山匠による展示「三すくみんぐ」を開催します。
会場は荒川区東日暮里のアート・イベントスペース「元映画館」です。会期中は出展作家によるバーイベントも開催予定です。
ゲンロン新芸術校 第5期の最優秀作家お2人による個展に、是非足をお運びください。
【展覧会ステートメント】
ユゥキと平山はどちらも、しかし異なる方法で、「2者関係」をモチーフとしてきた。
ユゥキは前作において、自らが囚われている共依存的な「母/娘」関係のなかに「男装コスプレどうしのBL」を挿入することで、閉ざされた2者関係の解体を試みた。一方平山は、自閉症の兄が創作した物語を彫刻化することによって、2者関係の本質的な理解を追求した。それぞれが抱える2者関係をめぐって、別々の方向へ歩んでいたふたりが、図らずも共に「3すくみ=3者関係」へと辿り着き、ひとつの展覧会を作ることになった。
前作で2者関係の愛情、性愛を解体しようとしたユゥキは、「生殖」の問題へと歩みを進め、種としての人間を相対化する「3者関係による生殖」という思考実験に踏み込んでゆく。前作では、兄が創作した物語を原作としたインスタレーションを展開していた平山は、カレル・チャペック、ヨゼフ・チャペック兄弟によるSF小説『R・U・R』にインスパイアされ、ロボットを生み出す兄弟(兄/ロボット/弟)の物語を創作する。
ゆきづまった2者関係の向こう側に、異なる視点から描かれた3者関係が現れる。


【ゲンロン新芸術校 第5期 金賞受賞者展】
「三すくみんぐ」
出展作家:ユゥキユキ、平山匠
展示ビジュアルデザイン:GoodMondays(https://www.good-mondays.com/)
会期:2021年6月6日(日)〜6月20日(日)(会期中無休)
開場時間:13:00-21:00
※16:00-16:30は映像作品の上映停止がございます
会場:元映画館
https://www.moto-eigakan.com/museum
住所:〒116-0014
東京都荒川区東日暮里3丁目31-18旭ビル2F
JR常磐線三河島駅より徒歩5分
JR山手線日暮里駅より徒歩15分
入場料:500円
※マスクを着用の上ご来場ください。
※入り口では手指の消毒、検温にご協力ください。
関連イベント
作家によるバーイベント
6月12日(土)、19日(土) 17:00-20:00(予定)
イベント参加者:ユゥキユキ、平山匠




