暦本純一

情報科学者。東京大学情報学環教授、ソニーコンピュータサイエンス研究所フェロー・副所長、ソニーCSL京都リサーチ ディレクター。世界初のモバイルAR(拡張現実)システムNaviCamを1990年代に試作、マルチタッチの基礎研究を世界に先駆けて行うなど、常に時代を先導する研究活動を展開している。現在はHuman Augmentaion(人間拡張)、人間とAIの能力が相互接続・進化していく Internet of Abilities (IoA)やHuman-AI-Integrationの具現化を行っている。日本ソフトウェア科学会基礎科学賞(2014), ACM UIST Lasting Impact Award (2014, 2017)、市村学術賞(2021)などを受賞。2007年にACM SIGCHI Academyに選出される。近著に『妄想する頭 思考する手』(祥伝社)。