ゲンロンSF文庫より、猿場つかさ『海にたゆたう一文字に』発売!

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webゲンロン 2024年6月7日 配信

 

 ゲンロンの電子書籍レーベル「ゲンロンSF文庫」より、あらたに猿場つかさ『海にたゆたう一文字に』(ゲンロンSF文庫009)がリリースされました。本書は〈ゲンロン 大森望 SF創作講座〉にて第6回ゲンロンSF新人賞(選考委員:菅浩江、伊藤靖、大森望、東浩紀)に輝いた受賞作を、大幅な改稿のうえ電子書籍化したものです。『ゲンロン15』に掲載された大森望さんによる解題を収録しています。

 『海にたゆたう一文字に』(税込385円)はゲンロンショップ、およびAmazon Kindleでご購入いただけます。


猿場つかさ『海にたゆたう一文字に』

この世界の全ての意味を込めた〝一文字〟についにたどりつくラストシーンはかぎりなくエモい。かつてないシスターフッド/クラゲ言語SFの誕生に拍手を贈りたい。
──大森望

あらすじ

 巨大な彗星「海掃き」の衝突によって陸が海に呑まれ、文明が崩壊したあとの世界。海は「神の使い」と呼ばれる海濔(くらげ)に埋めつくされている。筆を使って海面に字を書き、海濔を自在に操ることができる主人公のアヤは、「海筆使い」として海濔船に乗り組む。

 アヤは友人のスズと共に、ひとりの人生のすべてを表す特別な一文字──「禁字」を求めて旅に出る。

 

著者プロフィール

 1989年、東京生まれ。ソフトウェアエンジニア。茶道裏千家(講師)。第6回「ゲンロンSF新人賞」受賞。主な作品に「海にたゆたう一文字に」(『ゲンロン15』)、「長い鰭で未来へと泳ぐ」(『小説すばる』2023年8月号)など。


猿場つかさ『海にたゆたう一文字に』
価格:385円(税込)
購入はこちら:ゲンロンショップAmazon Kindle

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