大槻香奈

1984年、京都出身の美術作家。嵯峨美術大学客員教授。2007年より活動を開始。主に少女モチーフの絵画作品を中心に、日本的感受性や空虚さを「うつわ」的に捉え、現代日本の情景や精神性を表現している。イラストレーターとしても書籍の装幀やCDジャケット等に数多く作品を提供。作品集に「その赤色は少女の瞳」(河出書房新社)、「ゆめの傷口」(アトリエサード)。2021年に日本の精神性を探る「日本現代うつわ論1」(ゆめしか出版)を企画し、以降毎年1冊ずつシリーズ刊行&ディレクションを担当する。2024年には芸術活動の実験の場として半オープンスペース「ゆめしか家」を企画し、ワークショップや展覧会、お茶会等のイベントを行う。