クジラの登録方法とあずまんAIの使いかた
クジラとは、ゲンロンとシラスが清水亮氏とともに立ち上げた、新しい司書(検索)サービスです。クジラが提供するあずまんAIには、ゲンロンカフェが行なってきたイベントの膨大な対話データと、東浩紀の著作が読み込まれています。ユーザーの入力に応じて、ゲンロンが蓄積してきた人文知を織り交ぜた応答をAIが生成します。現在はβ版です。
- 1. 登録方法
- 2. あずまんAIの使いかた
登録方法
クジラにアクセスすると下記のページが表示されます。初めてご利用される方は「利用規約」を必ずお読みください。「はじめる」ボタンを押すとGoogleアカウント連携画面に進みます。アカウント連携が完了したら、すぐにクジラをご利用いただけます。
あずまんAIの使いかた
あずまんAIとは、ゲンロン完全中継チャンネルの番組約1800時間と、 東浩紀の著作を読み込んで作った対話型の検索サービスです。ユーザーの入力に応じて、関連する動画と著作を表示します。
あずまんAIによる検索は、入力文章から内容の類似度を計算し、推測結果を出力するため、推測が失敗することもありますので、利用にはご注意ください。時に、失敗する様も楽しんでいただけると幸いです。
注意点
質問はできるだけ具体的な内容を書くと、より正確に応答が返ってくる可能性が高くなります。下記の注意点をご確認ください。
- ・人名はフルネームで入力してください
- ・番組の文字起こしデータでは話者が区別されていません。そのため、登壇者が複数いる場合、「XXさんがYYについて発言しているところを教えて」といった質問に正確に答えることができません。ゆくゆくは話者分離を行う予定です。
質問例
- ・おすすめ番組3つと、選んだ理由を教えて
- ・ゲームに関するイベントはありますか?
- ・院生チームのコンテンツ教えて
- ・音楽について知りたいのですが、おすすめのイベントはありますか?
- ・『訂正可能性の哲学』について教えて
おわりに
以上、クジラの登録方法とあずまんAIの使い方の解説でした。クジラとあずまんAIは、Googleの検索エンジンによるランキング、あるいはSNSのアテンションとは違ったやり方で、隠れた人文知を発掘する司書(検索)サービスです。ランキングとアテンションのアルゴリズムだけでは、人文知の豊かさを掘り起こすことはできません。その理由を、東は「哲学や文学の世界では、だれも訪れない本棚や図書館の片隅に宝石が眠っていることがあるから」だといいます。
クジラもあずまんAIもしばらくはβ版として運用を続けます。始動したばかりの「クジラ」プロジェクト。応援のほどよろしくお願いいたします。
クジラ
URL=https://kujira.ai