真辺将之
早稲田大学文学学術院教授。ルーヴェン・カトリック大学(ベルギー)客員教授。一九七三年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士後期課程満期退学。博士(文学)。日本近現代史専攻。政治史・思想史のほか、近年は人間と動物の関係史についても研究している。著書に『猫が歩いた近現代――化け猫が家族になるまで』(吉川弘文館、2021年)、『大隈重信――民意と統治の相克』(中央公論新社、2017年)、『東京専門学校の研究』(早稲田大学出版部、2010年)、『西村茂樹研究――明治啓蒙思想と国民道徳論』(思文閣出版、2009年)など。また小林和幸編『明治史講義【テーマ編】』(ちくま新書)、同『明治史研究の最前線』(筑摩書房)、筒井清忠編『大正史講義』(ちくま新書)、中野目徹編『近代日本の思想を探る』(吉川弘文館)なども分担執筆。