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    安藤礼二

    1967年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。文芸評論家、多摩美術大学図書館長、美術学部教授。2002年「神々の闘争──折口信夫論」で群像新人文学賞優秀賞受賞。著書に『神々の闘争 折口信夫論』(講談社、2004年、芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞)、『光の曼陀羅 日本文学論』(講談社、2008年、大江健三郎賞および伊藤整文学賞受賞)、『折口信夫』(講談社、2014年、角川財団学芸賞およびサントリー学芸賞受賞)、『大拙』(講談社、2018年)、『列島祝祭論』(作品社、2019年)、『吉本隆明 思想家にとって戦争とは何か』 (NHK出版、2019年)『熊楠 生命と霊性』(河出書房新社、2020年)など。監訳書に井筒俊彦『言語と呪術』(慶應義塾大学出版会、2018年)がある。(撮影=小林りり子)