【書評】東浩紀『哲学の誤配』──『日本経済新聞』2020年8月1日号に掲載

ゲンロンα 2020年8月5日 配信
『日本経済新聞』2020年8月1日号に、東浩紀『哲学の誤配』の書評が掲載されました。
「議論を追っていてハッとすることが多いのは、著者が繰り返し言及する『政治』や『公共性』といった概念について、日中韓の認識のズレが大きい点だ。」とのご感想とともに、「もとは韓国や中国の人々に届くように発信された議論を日本語版にするという、手の込んだ誤配のプロセス」と、翻訳書としての本書がもつ「誤配」の自由さについてもコメントをいただきました!
ぜひご覧ください!
記事リンク(「日本経済新聞」のサイトへ):https://r.nikkei.com/article/DGKKZO62144480R30C20A7MY6000?s=5
ゲンロン叢書007 東浩紀『哲学の誤配』
2020年5月1日刊行 ソフトカバー・四六判 本体208頁
ISBN:978-4-907188-37-5
ゲンロンショップ:https://genron.co.jp/shop/products/detail/273
Amazon:https://amzn.to/34WvpKM
【目次】
はじめに 東浩紀
第1の対話 批評から政治思想へ
第2の対話 哲学の責務
講演 データベース的動物は政治的動物になりうるか
解説 東浩紀との出会い パク・カブン
日本語版刊行によせて 安天

誤配とは自由のことである―― 近くて遠い読者に向けたインタビュー&講演録

