東浩紀エッセイ「ドストエフスキーと偽物の世界」──『現代思想 2021年12月臨時増刊号 総特集=ドストエフスキー』に掲載
ゲンロンα 2021年12月10日 配信
青土社発行の『現代思想 2021年12月臨時増刊号 総特集=ドストエフスキー』に、東浩紀のエッセイ「ドストエフスキーと偽物の世界」が掲載されています。
ドストエフスキーの『罪と罰』の舞台・サンクトペテルブルクを訪れた東は、「彼は本物を求めた。そして最後まで本物にたどり着けなかった。おそらくはだからこそ彼は、いっそうはげしく、神について、真理について、また祖国と大地への愛について語り続けたのだろう。」と、「偽物の世界」にとらわれながらも、本物を求め続けたドストエフスキーの姿には現代性が宿っていると書いています。
掲載誌(『現代思想 2021年12月臨時増刊号 総特集=ドストエフスキー』、青土社):
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3636
ドストエフスキーの『罪と罰』の舞台・サンクトペテルブルクを訪れた東は、「彼は本物を求めた。そして最後まで本物にたどり着けなかった。おそらくはだからこそ彼は、いっそうはげしく、神について、真理について、また祖国と大地への愛について語り続けたのだろう。」と、「偽物の世界」にとらわれながらも、本物を求め続けたドストエフスキーの姿には現代性が宿っていると書いています。
掲載誌(『現代思想 2021年12月臨時増刊号 総特集=ドストエフスキー』、青土社):
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=3636